電子車検証と記録事項について!アプリは落としておくことを推奨

どうもみなさん、フロントメカニックの小林です。

 

今日は電子車検証と記録事項について。

 

数年前から車検証が電子車検証に切り替わりました。

 

もうちょっとで全部の車検証が電子車検証に切り替わるかと思います。

 

ここにきて、陸運局は継続車検時の更新で、記録事項の発行をやめるとアナウンスしてきました。

 

電子車検証を見ると、車検証データのごく一部しか記載されていません。

 

電子車検証を見る限りでは、次の車検満了日すら書いてありません。その内容を読み解くには、電子車検証アプリを用いて、電子車検証チップの中身を読み取る必要があります。

 

電子車検証の中身を詳細に印刷したものを記録事項といいます。

 

今後、車検をした時に発行されなくなるとしたら、自分で読みるとる以外ありません。

 

うちの奥さんもそうですけど、会社に車検証のコピーを提出しないといけない企業もあります。

 

来年からは陸運局からは記録事項の発行が取りやめになるので、整備工場側で発行してあげる必要があるのかなと。

 

考えてみてください?

 

車検を受けて、その中身がどうなってるのかっていうのは、アプリを通してじゃないとアクセスができません。

 

我々業界人ならいざしれず、電子車検証アプリを入れている一般ユーザーがどの程度いるか?

 

多分ですが、1割にも満たないと思います。

 

会社に車検証を出さないといけない。といった問い合わせが増えてくるように想像します。

 

先読みして、整備工場側で発行して、電子車検証と一緒にお届けすれば問題はないわけですから。

 

そもそもの問い合わせとして多いのが、電子車検証は新しくならないのか?という点。

 

発行年月日がそのままなので、更新されていないと認識されるユーザーがまれにいます。

 

チップの中身だけ更新されている旨を伝えるわけですが、電子車検証は一度発行したらそのまま使い続けることになるので誤解を招くことがあるんです。

 

少しずつですが、自動車業界の登録部門も電子化が進んでいます。これはいいことなんですが、たまにアプリの不具合で業界全体がトラブルに陥ることもあります。

 

以前も電子車検証アプリに障害が出て、電子車検証の中身を読み取れなくて、受け入れ時の同一性の検査ができないといった事態になりました。

 

デジタルはトラブルが出ると影響が大きいです。

 

アナログの登録もたまにはやってみることが、重要なんだなと私は思います。

 

タイヤ交換を侮るなかれ!周りの店舗は工賃値上げで、チキンレース状態に!

どうもみなさん、フロントメカニックの小林です。

 

今日はタイヤ交換について。ここでいうタイヤ交換というのは、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを指します。

 

私が住んでいるのは雪国なので、スタッドレスタイヤへの装着は必須です。これが、シーズンになると相当業務を圧迫してくるのです。

 

タイヤ交換は一般整備に該当します。10月の一般整備台数は100台だったとすると、これが300台くらいにはねあがるんです。11月と12月は。

 

特に雪マークが出たら要注意。みなさん、タイヤを履き替えないと通勤できなくなるので、必死に予約を入れてきます。

 

今は完全予約でタイヤ交換を受け付けているものの、思わぬトラブルに巻き込まれたりします。

 

一番はクリップボルトの損傷ですね。

 

前回タイヤ交換をした時にきちんとしたトルクで締め付けたり、清掃をしていなかったりすると、タイヤのネジがダメになってしまうことがある。

 

20分くらいで済むはずのタイヤ履き替え作業が、そこから車両を預かりになり部品発注。時には分解整備へと発展するのです。

 

その間、リフトアップしたままにするしかなく、他の作業の足を引っ張ってしまう。

 

私、整備士を20年以上生業としていますが、タイヤ交換は大嫌いです。

 

よくタイヤ交換なんか簡単だ!まかせろ!っていう人がいますけど、純粋にすごいねと思ってしまう。

 

私はタイヤ交換のトラブルや奥深さを20年以上に渡り、身に染みているからかもしれません。

 

タイヤの履き替え作業で怖いのは前述したタイヤのネジの損傷。

 

そして、ホイールとのマッチング。中にはホイールがえぐられたり、きちんとしたナットを使われていないケースが多々あります。

 

ただタイヤを付け替えればいいってもんじゃないんです。

 

ホンダ車やトヨタ車は純正ナットが特殊です。それを積んできてない車がタイヤの履き替えにやってきたり、錆っさびのホイールで履き替えてくれと言う人もいたり・・・。

 

タイヤの履き替えで一番怖いのは、履き替えた後の脱落事故です。

 

ニュースにもよく出ますよね。タイヤが外れて飛んでいったというもの。

 

あれはタイヤの履き替えをした後に発生することがほとんどなんです。

まず誤解してる人が多いのが、タイヤ履き替えをした後って、その後に100kmほど走ったらホイールナットを増し締めしないといけない。

 

初期馴染みなどで緩む可能性があるからです。しかし、この増し締めを実施してるお店は1割にも満たないでしょう。

 

理由はなぜかというと、タイヤの履き替えっていうのは自分のお客さん以外のいわゆる一見さんがどっと押し寄せるからです。

 

増し締めに来てくださいねって丁寧に言ったとしても、来店する人は少ないでしょう。

 

そのため近隣ディーラーではわざと最後お客さんの前でトルクレンチで締め付けて、ちゃんとしたトルクで締め付けましたからね!という事実を伝えているところもあります。

 

私ごとですが、私は自分の家の車のタイヤは外す時こそインパクトレンチを使いますが、締める時は手で締め付けています。

 

そして100kmほど走った後は、ちゃんと増し締めしています。その後も高速道路に乗る前は必ずエアー点検とホイールナットの締まり状態をトルクレンチで確認します。

 

ここまでしろとは言いませんけど、タイヤはハガキ1枚の面積で車の重さを支えている超重要部品なんです。その認識が甘い人が非常に多い。

 

11月や12月はタイヤ交換で一般整備が圧迫するため、予約でやっていてもトラブルが発生すると預かりになったりします。

 

予約を受けてる車検や点検の作業を圧迫するので、近隣の整備工場は軒並み工賃をあげてきています。

 

整備工場にとってはタイヤの履き替え作業っていうのは、大変に怖い作業なんですよね。

 

工賃をあげて、安いところでやってもらってくださいと無言で断ってるような、チキンレース状態になってきているのが実態ですね。

 

自工場で管理してる車両で、クリップボルトに問題があった時はもちろん最後に脱着したのが当社であれば、クレーム処理でネジを打ち替えます。

 

一見さんのタイヤをいじりたくないのは、もしかしたらネジがダメにならないよな?という先入観があるからですよね。何度もトラブルにあってるので。

 

多分雪が降るタイミングと量が重なれば通勤難民が出てきてもおかしくないと思います。

 

とにかく心配な人は早めに予約を入れてさっさと交換してしまうことです。

 

 

AIにとって代わられない職業、自動車整備士の未来

久し振りの更新となりました。

 

フロントメカニックの小林です。私はあいもかわらず自動車整備業界の端っこで細々と働いております。

 

さて、今年もわずかとなりましたが、私の周りではショッキングな出来事がありました。

 

何かというと、同年代の同僚が2人も退職してしまったのです。

 

こうやって書くと、ネガティブな記事になるので避けたかったわけですが、あえて取り上げて書いてみます。

 

私はいわゆる就職氷河期世代です。辞めていった二人も就職氷河期世代。

 

就職活動に相当苦戦を強いられた時代を生き抜いてきました。私が整備士になった頃は、先輩整備士はタバコを片手にちょっとヤンチャな人が多かったです。

 

そんな先輩たちからスパナをぶん投げられ、24時間戦えますか?の時代に整備士として入っていったのです。

 

今思えばハラスメントの嵐の中ですが、その時代は当たり前でした。車もキャブレターから電子制御に移りゆく時代。

 

ディーラーでは軒並み真夜中0時を超えても作業を強いられていた時です。ある時から働き方改革が始まり、開店時間を10時からになり、夜中までの作業はなくなっていきました。

 

随分働きやすくなってきたかなと思っていたら、今度は100年に一度の変革期。ADASや自動運転です。

 

次第に同僚は一人辞め、二人辞め・・・。新卒は入ってこない・・・。当時当社最大の整備工場は20人ほど整備士がいました。

 

が、現在は10人になっています。私の営業所も人数が毎年のように減っています。

 

こうなると、整備を担う人材が圧倒的にたりなくなります。今、タイヤ交換のピークを迎えています。が、1日に作業できる台数を絞らせていただいています。

 

私の整備工場では30分に1台で予約を埋めていきます。タイヤ交換は1日14台までにしています。

 

そうしないと他の作業が終わらなくなるからです。

 

では、それだけ整備作業が必要とされているのなら給料はどうなのか?

 

正直に申し上げますが、私は現在40代後半ですが手取りは30万円を切っています。

 

勤務時間は朝の8時から夜の11時くらいまでやってます。

 

いいか悪いか不明ながら、私は管理職なので残業代が出ません。毎月定額29万円。ボーナスは年に2回で、合わせて2.5ヶ月くらいですね。

 

悲しいことに、私の息子今年から製造業で働いています。高卒で就職して製造業に就職しました。高卒で働いて稼いで大した息子です。

 

息子、ボーナス出ました。なんと3.5ヶ月・・。彼は手取り19万円もらっているので、なんということでしょうか・・。

 

私、高卒一年目の新卒である息子にボーナス負けました・・・。

 

これが自動車業界のリアルです。もちろんもっと待遇がいい整備工場はたくさんあるかと思います。

 

私が勤めている工場はおそらくその平均値くらいだと思います。

 

自動車整備って、AIにはとって代われない職業なんだそうです。おそらく故障診断まではAIでできますが、実際に作業することは猫型ロボットでも開発されない限りは難しいですからね。

 

あと12年で60歳。私の時代は年金なんてあてにならないでしょう。

 

12年間この業界で生き残っていけるかと問われると、難しいかもしれないなと。

今の正直な気持ちです。

 

しがみつくしかない。でも、未来への展望がない。八方塞がり。

 

こういう時って、未来を考えないこと。過去を考えないこと。今だけをしっかり考えて生きていくことです。

 

同業者のみなさん、頑張りましょう。

自動車ディーラー、軒並みかなりの人手不足に陥っています

久しぶりの更新となりました。Front Mechanicの小林です。

 

なんでこんなに期間が空いてしまったかというと、以前もお伝えしましたが、整備士が数人退職してしまったからです。

 

辞めてしまう理由はさまざまだと思いますが、おおよそ大半はネガティブな理由だと予測がつきます。

 

自分に当てはめて考えてみると簡単です。

 

あなたが今の会社を辞めたいと思う時、それはなんらかの不満があるか?それかさらにステップアップをしたいか?このどちらかではないでしょうか?

 

例えば、同じ仕事をしているのに自分の会社よりもよその会社の方が給料がいい場合。

 

勤務時間もそうでしょうね。

 

自分が働いている会社よりも残業が少なくて休みもちゃんと取れる。その割に給料は同じである。

 

こういう事実を知ってしまうと、転職する理由になってしまう。

 

実際のところ、当社も離職率が軒並み右肩上がりのため、現在求人を高校生まで幅広く採っています。

 

しかし、そもそも就職希望者がいないんです。

 

私の知り合いにトヨタディーラーで勤めているサービスフロントがいます。

 

トヨタも相当人手が足りていないようで、お盆前の数日間はほぼ毎日のようにてっぺんを超えていたと。

 

私も整備士が相次いで退職してしまった影響を受けて、お盆前は毎日残業だらけでした。

そのうち一日は夜中の1時過ぎまで作業をしていました。

 

私が住んでいる地域の自動車業界って、20年前くらいに一度労働基準監督署が一斉に入ったんです。

 

それまではリコールなんかがあれば、毎日のように夜中の0時を過ぎる日が当たり前。

 

さすがに0時を超える日が3日も続けばやばいなとなり、4日目は19時で一斉に帰ったなどなど。

 

まさに24時間働けますかの昭和根性が万歳の業界でした。

 

労基が入ってからは、各ディーラー始業時間を一斉に10時として、それまでは一切電話に出なくなるなど、急速に働き方を変えてきたんです。

 

それが昔のような状態に戻りつつあるようです。原因は人手不足に他なりません。

 

整備スタッフの人数が限られているのに、やらないといけない作業がそれを超えているとなれば、どうしようもありません。

 

とくにディーラーだとリコールをやらないわけにはいかないので、毎日地獄の残業をしているようです。

 

ディーラーも担い手が減っているので、採用基準を下げたりしているようですが、即戦力として入ってくる人はかなり減っているのが現実です。

 

このままの状態でいくと何が起きるか?整備作業待ち難民が増えてしまうということです。

 

例えば事故にあったとします。通常10日程度で修復できる板金作業であっても、まずは仕事を受けてもらえない。

 

仕事を受けてもらうために一週間ほど業者に電話をしまくって、ようやく作業してくれるところが見つかった・・・。

 

修理完了まで含めると20日ほど時間がかかってしまった。など。

 

こういうことが今起きています。特に板金になると日数がかかるので、ぜひご自身の加入している任意保険に

 

「レンタカー特約」

 

を入れておいてください。

 

事故で代車が必要になった時、保険で事故日から30日間レンタカーを貸してくれるんです。

 

もしこの特約に入ってなければ、工場代車を貸してくれる板金屋さんを探すなどが必要になります。

 

今の時代無料代車を貸してくれる業者って相当減っていますので。

 

整備して欲しいのに順番待ちで整備してもらえない・・・。今こういった危機が目の前に迫ってきているので、気をつけてください。

 

さあ、明日から仕事開始なので、私も気持ちが相当ブルーですが、頑張りたいと思います。

整備士の離職率が高い・・・今年も二人脱落してしまいました・・その原因は?

久しぶりの更新となります。

 

Front Mechanicの小林です。どうしてこんなにも時間が空いてしまったかというと、実生活でいろいろと問題が出てしまったからです。

 

何が起きたかというと、私が所属している整備工場で脱落者が二人出てしまいました。

 

一人はうつ病になってしまい、現在は休職をしています。もう一人はすでに退職届を出して受理されています。

 

ここ数年に渡り、うちの会社全体で見ても、私が入社した頃とは比べ物にならないくらい、退職者が多いです。

 

定年退職ならそれは問題ないのですが、入ったばかりの20代、脂の乗ってきた30代、管理を任され始める40代、50代。

 

皆、定年を待たずに退職していってしまうのです。どこに問題があるのか?

 

思えば私の同級生もディーラーで整備をしていた仲間が数名いました。今ではその半分以上が辞めてしまっています。

 

整備士が離職する理由で多いのは何か?

これは一概には言えず、年代によっても理由が異なってくるかとは思います。

が、共通して言えることは何かというと、未来への展望が見えなくなってしまうこと。

今、自動車業界って百年に一度の変革期などと言われています。

 

これで、10月からはOBD車検も開始になります。

 

昔のキャブ車時代って、ある程度の技術で応急処置などができました。

 

近年の電子制御になると、診断機をどう使いこなすか?ここがポイントになります。年齢層が高くて辞めていってしまった先輩方達は、このハードルを越えられなかった人が多いです。

 

パソコンができないと整備も成り立たなくなってきている。そんなイメージだとわかりやすいですね。

 

方や新卒で辞めていったみなさんは、この業界の未来を感じられなくなってしまったのかなと。

 

整備の仕事っていわゆる3Kです。きつい、汚い、危険。それに加えて給料が安いです。

おそらくこの会社で長年勤務していくとどうなるのか?そのイメージが、自分たちが思っているものとかけ離れていた。

 

そういえるのかもしれません。

 

今年リタイヤとなってしまった私の会社の中間層2名。これは、管理職に上がるジレンマを抱えていたんだと想像できます。

 

特にずっとメカニックでやってきた人間が陥りやすい壁です。

 

私はフロントも経験していますので、事務作業もできますし、検査員も持ってるので検査も整備もできます。

 

なんなら、こんなブログを書いてるくらいなので、営業だって可能です。

 

カニック一本でやってきた人間が、ある程度の年代になると営業にさせられたり、管理側へついたりすることは珍しくありません。

 

そのくらい整備って体を使う仕事でもあるので、年齢を重ねてくるとパフォーマンスが落ちてきます。

 

30代がピークだとすると、40代は緩やかに下降していきます。

 

後輩達が育ってくると、自分の存在意義に疑問を持ってしまうのも理解できます。

 

そんな時パソコンを使った管理とか、メカニック一本でやってきて、サービスの前線であるフロントに異動になる。

 

これは不安でしかないんだと思います。事実私の会社の二人はこれが理由で離職してしまいました。

 

彼らは面白いことに、次に何の仕事を選んだかというと、また自動車整備士なんです。

 

他社へ転職することで、年齢を重ねていても新人に近い存在になります。しばらくは管理職や他の部門へはいくことはないだろうと。

 

そういう目論見なのかもしれません。

 

純粋に責任は軽くて整備をして食べていきたいということですね。その気持ちもわかります。

 

もちろん転職するので、給料はほとんどの場合下がります。そうであっても、仕事のプレッシャーなどを一旦リセットしたくなる。

 

子供を育て終えた年代に多い退職理由です。

 

では、どうすれば自動車整備業でずっと働いていけるのか?

これは多分もう少ししたらまた変わってくると思います。というのも、今は整備士の担い手がいません。

 

つまり街中に溢れている車を整備する人間が減ってきているんです。するとどうなるか?

 

整備工場はお客様側にランクをつけるでしょう。毎回車検や点検を必ず出してくれて、支払いもスムーズな優良顧客。

 

困った時しか整備を入れてこない一見さん。

 

この2人が同じ日の同じタイミングで故障をしたとしたら、整備工場はもちろん付き合いの長い優良顧客を先に対応します。

 

つまり、整備を受けたくても受けられなくなってくるんです。そうなると、整備料金が上がっていく、給料もある程度は上がる。

 

こういうフローになってくれば、整備士の希少性が増えて見直されるんじゃないかなと。

 

私は、車が故障したらどうするか?まず私はバイクも持っています。もし、車が故障してしまったら、バイクで出勤します。

 

なぜバイクを持っているのかというと、それが理由です。何か起きた時にもう一つの移動手段を用意しておく。これが重要だからです。

 

奥さんの車には、レンタカーの特約をつけています。故障をしたら取り合えずレンタカーを保険で借りることができるんです。

 

すぐに整備に着手してもらえなくても、レンタカーで凌いでいける。

 

レンタカー費用が実費だと日額5000円くらいかかってきますので、車が故障するといかに経済的にダメージがデカくなるか?

 

これを分かってない人が多いです。

 

今整備士はすごく苦しい状況にいます。ですが、もう少ししたら何かが変わるのではないかなと思っています。

 

もちろんその先に待ち受けるのは、また過酷な道であるということも重々理解はしています。

整備工場の長期休業って、実際のところどうなのか?

整備事業車の皆さんこんにちは。

 

Front Mechanicの小林です。

 

本日は、整備工場の長期休業について書いてみたいと思います。

 

というのも、私が今まで渡り歩いてきた整備工場は、割とホワイトなところもありました。

 

それは休みです。年間休日がおそらく120日弱はあったんだと思います。そして、その中でもゴールデンウィークや正月休み。

 

この2つですけど、暦とハマると長期休業になることがありました。

 

最大で10日連休ということもあったんです。

 

なんで10連休なんて取れるんだ?と思いますよね?

 

実は、今企業は社員に年間最低でも5日間の有休を消化させないと、労働基準監督署に罰せられます。

 

整備士をバラバラに休ませると、業務に支障をきたすことがあるので、一斉に会社を休みにして、全員がそこで有休を取得する!

 

このような取り組みをしていたところがありました。

 

10連休もあれば、それこそ海外旅行だっていけてしまいます。だけど、そのリバウンドが私は非常に怖くて、途中会社に出勤していました。

 

フロントをやっていると、連休中に仕事が膨大になっていきます。留守番電話を見てみると、60件とかたまってるわけです。

 

休みってわかっていても電話してくるということは、なんとかしてほしいという案件です。

 

それを、休みが明けて通常業務をこなしながら捌くのって、非常に困難だからです。

 

長期休みが入ったら、真ん中あたりで上司に許可をもらって出勤します。

 

留守電を聞いて、ある程度仕事を割り振りしてスケジュールを立てておくんです。これだけで休み明けは随分助かります。

 

こんなことを書くとあんたは昭和脳だな!と怒られそうですが、サービスフロントって、こうでもしないと回らないんです。

 

休めば休んだ分だけ自分に跳ね返ってくる。そのため、私は長期休暇の後、初日の仕事量は極力抑えるように組んでいました。

 

車検も1日あたりの目標が10台あったとしても、初回車検の車を5台くらいにしておく。

 

あとは休みで溜まった仕事を一手に片付けるんです。

 

長期休暇を取ると、車検も困りますよね。指定工場なら45日前の車検ができますけど、保適の期間を考えるとギリギリで検査しないと登録できなくなる。

 

車検のスケジュールも登録までを考えて組んでいかないとダメなんですが、整備に携わっていない営業マンが車検を受けると安易に予約を入れてしまうことがあります。

 

検査員ならば、旧自賠責の切れる最終申請日を逆算しながら予約を入れます。

 

が、検査を熟知していないとOSS申請もできないし、保適の切れる最終申請日が土日だった。なんていうパターンも出てきます。

 

整備工場の長期休業って、こういった意味合いから、賛否別れると私は思います。

 

ただし、部品屋さんやディーラーが休みになった期間っていうのは、一緒に休んだ方がいいことも確かです。

 

部品が間に合わないのなら、軽作業しかできないですし。

 

新車保証などで問い合わせたい時、ディーラーが休みだと無意味に車を預かることになってしまいますので。

 

もしこのブログを読んでいるあなたが、会社の休みを決定する権限があるのなら、こういった事情を考えて予定を立ててください。

 

去年なんかひどかったですよ。11月にうちの会社で、やはり全員有休消化日を作られてしまいました。

 

11月っていうと、私の地域ではタイヤ交換がスタートします。そして車検をやらないといけない台数も多い。

 

そんな中、無意味に有休消化日を設定してこられて、現場は混乱しました。

 

もし有休を消化させたいのなら、お正月が一番いいと私は思います。

 

入庫台数も落ち着いてるし、タイヤ交換も終わってる。世間は正月ムードなので、比較的ゆるやかに仕事ができる時期だからです

 

昨年は11月24日を有休消化日にされ、会社は休み。その割に1月4日は出勤!

 

1月4日なんかほとんど仕事なかったですからね。明らかにマネージメントのミスですよね。

 

仕事に無理がかかると失敗や事故が発生します。

 

休みのマネージメントって、現場に相談してもらった方が一番いいと私は思います。

ブレーキパッドが前回より増えている?計測する部分を統一する必要性

整備に従事する皆様、毎日大変お疲れ様です。

Front Mechanicの小林と申します。

 

今日は、サービスフロントになったからこそ受け、気がついたクレームです。

 

それは何か?

 

 

すごく単純なことなんです。

 

車検整備を終えて、車両を引き渡す際に一通り作業の説明をします。

 

エンジンオイルを交換して、オイルフィルターも交換。今回はベルトに亀裂がみられたので交換させていただいています。

 

ボールジョイントのブーツはロアアームの部分で、フロントのタイヤを下から支えているアームです。

 

このブーツが切れると車検に通らないため交換させていただいています。

 

と、このように行った作業を一通り説明して精算・引き渡しになるわけです。

 

しかし、お客さんの顔がなんだか曇っている・・・。納品書をじーっと見ている眼差しは何かを言いたげな・・・。

 

「ご不明な点でもございましたか?」

 

と、聞いてみると

 

「オタクの車検は、ブレーキパッドが前よりも増えるんだな!」

 

という予測もしない問いかけでした。

 

最初質問の意味がわからなかったんですが、その後お客さんがおもむろにセカンドバッグからファイルを取り出しました。

 

それは何かというと、今までの整備記録が綺麗にまとめられていたんです。

 

この瞬間悟りました・・。

 

お客さんは前回の車検整備の納品書を私に見せつけてきました。

 

そこには

 

Frブレーキパッド・・・5.0mm

Rrブレーキシュー・・・3.5mm

 

では今回の納品書に書いてある記載は

 

Frブレーキパッド・・・5.5mm

Rrブレーキシュー・・・4.0mm

 

どうでしょう?なんと前回よりも残厚が増えています・・。

 

これはありえないですよね。ブレーキって走ってれば増えることはなく、すり減って行きますから。

 

お客さんに不信感を抱かせ、こっぴどく叱られ、もはやぐうの音も出ない状況でした。

 

ではなぜこんなことが起きたかというと、整備士の問題です。

 

このままではまずいと私は思い、まずは前回の車検と今回の車検で、受け入れ・分解した整備士。そして作業をした整備士を調べました。

 

やはり前回整備と今回の整備は別の整備士が担当していました。

 

ここで、二人にどのようにブレーキやタイヤを計測しているかを問いただしました。

 

Aという整備士はアナログノギスを使って、デプスゲージでパッドとシューの真ん中部分、タイヤも真ん中の部分で計測してるとの返答。

 

Bという整備士は、デジタルノギスを使って、それぞれ一番減っている部分で計測していると。

 

余談ですが、私が初めて入社した整備工場では、古き良き昭和の匂いがプンプンした工場で、先輩方はノギスも何も使わず目視で数値を書いているのをみたことがあります。

 

一番やっちゃいけないことです。

 

私はAと同じ測定方法でした。アナログのノギスで真ん中の部分で計測です。

 

大型のリヤブレーキシューなどは、ブレーキシューの表面にリベットが打ってあります。

 

リベットからの距離を記載するのか、シューの厚みをそのまま記載するのか?そこの統一も測られていませんでした。

 

前も書いたことがありますが、整備士って各々ポリシーというかプライドを持って仕事をしてます。

 

必ずしも同僚の作業をよしとは思っていません。

 

自分だったらこうやって、もっと速く作業ができる!

 

とか

 

自分ならもっと丁寧に綺麗に仕事ができる!

 

と思っていることがあります。

 

少なくとも私は現役で整備をしていた頃はそうでした。

 

下回りの防錆塗装をするときも、私はプロペラシャフトは回転させながら綺麗に塗装しましたし、トラックなどのバッテリーホルダーは取り外してその部分だけで塗装しました。

 

そして塗装した後に、フェンダーなどに水性パスターのミストが飛んでいないか?万が一飛んでいたら、必ず見落とさずに綺麗に落としていました。

 

というのも、工場をあけっぴろげて塗装をすると、風向きでボディに付着することがあります。

 

完全マスキングしているわけではないので、気を遣っていました。

 

が、同僚の整備士はガンの圧力を相当強くして、一気に豪快に塗装していました。

 

きっとさっさと仕事を終えたかったんでしょう。

 

このように整備士のキャラクターによっては、クオリティが変わってくることがあるんです。

 

今回のブレーキやタイヤの残量計測もこれに近いですね。

 

この辺の記録に残る部分は統一しておかないとだめです。私はフロントになってからというもの、納品書を打つ際に必ず車歴で前回の残量データを確認しておきます。

 

万が一その数値よりも増えていたら、整備士に事情を話してもう一度計測してもらうことにしています。

 

納品書を取ってファイリングしているお客さんって、相当車好きな人です。そういった車好きの人からもちゃんと認められていかないと、評判が悪くなってしまいます。

 

計測する部分をきちんと統一する。これは非常に重要なので、覚えておいてください。

オイル交換は何キロを目安にするのか?統一できているか?

全国の整備事業者の皆様、こんにちは小林です。

 

いきなりですが、皆様の工場ではオイル交換のオーダーがあった時に、次回交換予定のオイルステッカーを貼りますよね?

 



 

そのオイルステッカーは何キロ後を目安にしていますか?

 

何故こんなことを書くのかというと、私自身サービスフロントをしていた時代に苦い思い出があったからです。

 

 

スズキのエブリィで来店されたお客様。オイル交換での来店です。この方とは私も頻繁にやり取りさせていただいていた仲でした。

 

そんな時、お客様に言われた一言

 

「小林さん、次のオイル交換ステッカーは5000キロで切っておいてよ!」

 

とおっしゃられました。

 

まずこの言葉を受けて、車両に貼ってあるステッカーを確認してきました。すると、オイル交換距離が87456キロなのに対して、次回交換キロ数が90456キロと書いて貼ってありました。

 

ここで私、もしかしてと気がついたんです。フロントをやっていれば、作業指示書の字を毎日みているので、オイルステッカーを誰が書いたかわかります。

 

前回オイル交換を担当した整備士に、今回もオイル交換をお願いしましたが、お客様のご意向で次回の交換距離は5000キロ刻みにしてくれと伝えました。

 

すると彼は言いました。

 

「小林さん、確かにNAエンジンなので5000キロでいいんですけど、この車両は黒ナンバーの営業車です。シビアコンディションに該当するので早めの方がいいんです。」

 

と。

 

返す言葉もないくらいしっかりとした回答が帰ってきました。この根拠については安心しました。

 

お客様のオイル交換を終えて、私は調査をし始めました。

 

それは入庫してくる車のオイルステッカーを確認すること。

 

前述した通り、毎日作業指示書をみながら売上伝票を打っているものとしては、オイルステッカーをみると誰が書いたものかがわかります。

 

私が所属していた会社は何ヶ所か支店も構えています。さすがに他の店舗で交換したものに関しては、誰が交換して書いたものかはわかりまりませんでしたけど。

 

問題はそのオイル交換ステッカーの記載が全部バラバラだったことなんです。

 

私が所属するA店舗であっても整備士は6人います。その6人のオイル交換ステッカーを比べると

 

例えば5555キロでオイル交換に来た車両があったとします。

 

スタッフA 今回交換距離5555キロ 次回交換距離10000キロ

スタッフB 今回交換距離5555キロ 次回交換距離10555キロ

スタッフC 今回交換距離5555キロ 次回交換距離8555キロ

スタッフD 今回交換距離5555キロ 次回交換距離9555キロ

スタッフE 今回交換距離5555キロ 次回交換距離8555〜10555キロ

スタッフF 今回交換距離5555キロ 次回交換距離10555キロ

 

とこのような記載になっていました。どうですか。もう全部バラバラです。

うちの店舗ではない店舗Bでのスタッフは全て3000キロ刻みで次回オイル交換を記載しています。

 

スタッフでもバラバラ。店舗でもバラバラ。

 

これはダメだろうと。

 

当社には国家1級整備士も3人ほど存在します。知識の差はやはり千差万別です。とはいうものの、会社でオイル交換時期が統一できていないのはまずいです。

 

 

オイル交換の作業については、整備士個人に任せていたところがあります。しかし、作業した整備士で交換距離がバラバラだとお客さんが困惑します。

 

今回は3000キロ刻みで切られているので短いね。と。

 

前回は5000キロ刻みで切られていたので、長かったけど大丈夫?と。

 

これでは整備工場にちょっとした疑問が生じてしまいますね。

 

オイル交換のステッカーは難しいです。やはりターボ車やシビアコンディションに該当すると、軽自動車ならぐんと交換時期が短くなってしまいますので。

 

割といい回答だったのが4000キロ刻みであるという意見です。これは軽自動のシビアコンディションだと2500キロに対し5000キロまでの間と考えると、ちょうどいいかなって。

 

とりあえず当社の統一見解としては、軽自動車のターボは3000キロ。

 

その他については5000キロとしてまとまりました。

 

今の乗用車なら15000キロがオイル交換時期ですよね?ただし整備の現場で仕事をしていると15000キロまでの間にエンジンが壊れることがちらほらあるんです。

 

そのため、オイル交換時期っていうのはやっぱり半年もしくは5000キロくらいが妥当なのではないかなと考えています。

 

これはもちろん一般的な使い方に限りですけど。チューニングカーや、オイル消費が激しいものなどは3000キロ以内ですね。

 

まずは、すべての作業において社内統一をはかった方がいいですよ。

 

 

クレーマーには毅然とした対応で、出禁も考えるべき

こんにちは小林です。

 

今日はクレーマーに対する対応について考えてみます。

 

私も整備士やサービスフロント時代、さまざまな研修に出席してスキルを磨きました。私の会社はスバルの副代理店でもあったので、東京の八王子にあるスバルアカデミーで1週間缶詰で技術や話術の研修を学びました。

 

スバルアカデミーをこんな場で紹介してもいいのかわかりませんが、スバルが運営している養成所といったところです。

 

私は整備士時代もこちらへ2回行き、サービスフロントの時代にも参加しました。

 

そこで学んだことは、今でも宝石のように自分の血肉となっています。当時は講師の皆様大変お世話になりました。

 

さて、私がサービスフロントになったときこのような事例がありました。

 

数年前に中古車で当社がお客様に車を販売した。

 

その車両が購入後2回目の車検を迎えた時に、カーブを曲がると変な音がするということで事前に相談に見えられたんです。

 

私が診断したところドライブシャフトからの異音で間違いありませんでした。車両をリフトアップして点検したところ、購入後1回目の車検でアウターブーツを交換した歴があります。

 

ドライブシャフトはブーツが破けてしまうと、内部に水やゴミ・埃などが堆積します。それらがベアリングを損傷して異音を発生してしまうのです。

 

異音が出てからは、もはや音を消すにはドライブシャフトを交換するしかありません。前回の車検で、シャフトブーツが破けていたので不適合。

 

ブーツを交換して車検をパスしたが、4WDにいれて負荷をかけると異音がすると。

 

すみませんこの車両はパートタイム4WDです。4WDに入れて急旋回をすると、負荷が強くかかるために2WD走行時では発生しなかった

 

ガコガコガコガコ

 

と言った強目の異音が発生します。

 

こうなったら前述した通り、ドライブシャフトを交換しないと治らないんです。

 

中古車を購入してくださったときは3ヶ月3000km保証をつけてあります。そこから2回目の車検なので当然のことながら時期的にも距離的にも保証適応外です。

 

分解整備記録簿や当社の保証書にもその旨の記載があります。

 

事情をお客様にお伝えして、異音を消したいのであれば一番リーズナブルで安心なのはドライブシャフトをリビルト部品へと交換すること。

 

その見積もりを提示しました。5万円です。左右交換ですから。

 

お客様は

 

「そうか!わかった!」

 

といって車検に入庫されました。車検に入庫されたお客様の希望は、異音を消したいのでドライブシャフトを交換して欲しいというものでした。

 

事前に見積書を提示していたので、作業をさせていただきました。

 

車検が終わって、納車してしばらく経過した時のこと。

 

お客様が来店されました。

 

「おたくで買った中古車が、こんな音を発生していたんだが、これにお金を払うのはおかしくないか?保証で直すのが筋じゃないか?」

 

という主張です。

 

私は管理職でもない平社員なので、金額に対する権限は持っていないため所属する上司にその旨を伝えました。

 

すると、そのバカな上司は全てを鵜呑みにしてクレーム扱いにしたんです。

 

お客様の満足度はあがるでしょう。ただこれは違うと私は思っています。

 

結局権力に押しつぶされて、なんとドライブシャフトを保証で交換になりました。リビルトでも原価は2万円です。

 

作業した整備士には申し訳なくて顔を合わせられません。

 

このお客様、毎回このようなクレームを言ってくる人なんです。私自身悪質な部位もあったので、お取引を断りたいところでしたが、本社からの車検台数の目標が減るのはまずい。

 

という上司の判断で、入庫したらこの有様です。

 

原価で計算すると、残念ながらもうけは0といっても過言ではない車検となりました。

 

このお客様、私もずーっとやりとりしましたが非常にクレバーです。

 

必ず相手の名前を呼んでくる。私のことを小林と呼びます。電話口に出た人間の名前も必ず聞いてきます。

 

この効果って何か?発言した人間を記録しておくことで、そのほころびを見つけて金額をまけさせる。そういった手口であると私は認識してます。

 

非常に頭の良い方だと思います。私、このお客様を出禁にした方がいいんじゃなかと提案しました。

 

今までも必ず料金体系に不満を言ってはまけさせる。これでは正常なビジネスが成立しませんから。

 

私がその店舗の責任者なら、以後お取引をお引き取り願っています。それをしないのは、残念ながら相手に丸め込まれた上司からの指示です。

 

このようにサービスフロントをしていると、非常に悩ましい案件に遭遇することが相当あります。

 

お客様を知ってるのは一番接しているサービスフロントです。願わくは上役の方はフロントの言うことに耳を傾けること。これも重要だと思います。

 

 

高くなり過ぎた日本車、最新の新車に乗り換えるメリットは何か?

今日も自動車業界に関するコラムを書いてみます。小林です。

 

私が自動車関連の仕事として働き出したのは平成11年からです。

 

その頃に比べると自動車に対する熱が、世間一般的に冷えていっているのを肌で感じています。

 

高校生の頃ですが、自転車で通学する途中に自動車のディーラーの前を何件も通過します。

 

トヨタ、日産、マツダなどが近隣にありました。店頭に並べられている中古車を見るだけでワクワクしましたね。

 

その当時は日本でかっこいいスポーツカーがたくさん出てました。スカイラインGT-R、シルビア、180SXフェアレディZ

 

スープラセリカ。トレノやレビンのAE86

 

インテグラシビックタイプR、NSX

 

RX-7ロードスター

 

ランサーエボリューションGTOFTOパジェロにギャラン。

 

インプレッサレガシィアルシオーネ

 

軽自動車だってスズキからはアルトワークスカプチーノダイハツはミラターボなど。

 

テレビのCMもバンバン流れていましたし、とにかく日本という国が車に対して期待値が高かった時代です。1990年代です。

 

それが、今はどうでしょう?若者の車離れと言われたのも久しいことながら、一番問題なのは、収入が上がってないのに車の値段が高くなり過ぎてやしないかなと。

 

初代のヴォクシーって高いグレードで300万円くらいだったのが、今では500万円。

 

NBOXもすごいですよ。この前一番高いグレードにオプションをつけて、あれやこれやと試算するとなんと300万円です。

 

1990年代から遡ると100万円くらい値段が上がっているように思えます。

 

なんでそんなに値段が上がっているのか?世界情勢で原材料コストが上がっているということが一つ。

 

そして、ADASという先進運転支援システムの搭載など、今の車って相当安全性に担保されて作られています。

 

車の至る所にセンサーやソナーがついています。

 

自動ブレーキに代表されるステレオカメラや単眼カメラ。レーザーやレーダーなどがバンパーに埋め込まれて、前走車との距離を常にモニタリングしています。

 

車自体が運転手をカバーできるようになってきているんです。

 

私の家も昨年新車を購入しました。それまでは20年落ちの中古車に乗っていたんですが、新車はもうすごいです。

 

レーンキープにアダプティプクルーズ、自動ブレーキなど。多少疲れていたり、仕事が遅くて眠い中でも、車が私をカバーしてくれる安心感があります。

 

ただ、その一方で車が高くて買えなくなった人もいます。私も相当やりくりして、ようやくの新車を買いました。

 

昔に比べると新車を買うハードルが非常に上がっています。給料自体は上がってこないのが原因でもあります。

 

そして、車に対するリテラシーが高い人と低い人。さまざまです。

 

もちろん、車は新しい方が絶対にいいと思います。何がいいのかというと、安全だから。

 

衝突安全もどんどん性能が向上しています。事故が発生した時の生存率だってあがっています。

 

そして、ADASによる事故の軽減。コネテクテッドカーによる、事故が発生した時のサポートなどなど。

 

古いクラシックカーも私は大好きです。味があって、エンジンとガソリンの匂いがたまらないと思います。

 

ですが、家族には安全な車を乗ってもらいたいと思います。大切な家族がもし事故に遭った時、安全な車なら守ってくれるからです。

 

車に詳しくない人が乗っていたとしても、最新の新車であればその運転を車がサポートしてくれる。

 

これが、最新の新車に乗り換える最大のメリットです。

 

もちろんその次に環境性能である、燃費の向上などん副産物もあります。

 

ハイブリッドカーであれば、ガソリン1Lあたり20Km前後走ってくれます。

 

私が免許を取った頃はガソリンの価格が今より100円安かったです。レギュラーが80円台後半。

ハイオクが100円するかしないかくらいでした。

 

今から思えば考えられないくらい安かったです。水よりも安いってみんな言っていましたから。

 

その当時の車の燃費ってリッター10km走って上等。スポーツカーなんかリッター5kmを切るモデルもたくさんあります。

 

今のハイブリッドカーに乗り換えれば、燃料コストが2倍に上がっていても、燃費性能が2倍になっているため、ランニングコストはイーブンになります。

 

安全で、燃費がいい。これが最新の新車に乗り換える最大のメリットになるわけです。

 

車の価格がぐっと上がって、収入は横ばい。

 

そんな時代になっていますが、新しい車に乗り換えるメリットもあります。

 

もちろん、今乗っている車をちゃんと整備して長く乗るという考えもありです。私自身が乗っている車は13万キロを現在突破して、機関良好。まだまだ走るつもりです。

 

家族には安全を、私自身は味のある車を。どちらもこれは正解なんです。